あけましておめでとうございます。nisaちゃんです🌞
本年度もよろしくお願い致します!!ということで、
今年最初の記事は年末に勉強したことの中からいくつか面白いトピックスをご紹介したいと思います。
まずは米国で先行リリースされ将来的に日本上陸も期待される『アップルカード』についてです。
ハードウェアtoソフトウェアへの動きが加速する昨今のハイテク業界では金融という領域に斬新なデビューをしたApple社の戦略について考察します🌟
Apple Cardってなんだろう?
アップルカードは2019年米国で先行リリースされたあのAppleがブランドを手掛けるクレジットカードです。
まずデザインが斬新で名前とICチップ以外、表面には何も記載が無く従来型のクレカにあるカード番号や口座番号などは一切ありません。
素材はチタン製で通常のクレカよりもやや重く重厚感があるようで、アップルファンとしては堪らないデザイン性を備えているとのこと!
※ちなみに余談ですが、色移りによる変色リスクがあるため革製品にしまってはいけないらしい・・少し不便だよね笑
Apple Cardで指摘されている課題について
しかし一方で、"機能面"から見ると従来のクレカにあるような付帯補償や特典プログラムなどが無く、還元率も通常1%と一般的な"顧客有意の"クレカではありません。
例えば高還元なクレカと言えばKyashやAmazon prime reward VISAカードなどより競合有意なクレカが存在している中で、デザイン性だけでこのクレカを選ぶか?と言われれば疑問に思う方も多いのではないでしょうか・・?
更にこのクレカ事業においてApple社は利益を出せない。ないし利益を出す気がないらしい。。
え!
それじゃ一体何のためにやってるのー?
ただのハードウェアと同じじゃん!
と思う方もいますよね。
勿論これにもAppleの緻密な戦略があります!!
iPhoneユーザーにお得なAppleCard
まず還元率はラダーになっていて、iPhoneユーザーやAppleサービスの利用者のみお得な仕様になっています。
還元率 | |
通常時 | 1% |
Apple Pay
※Apple Wallet連携 |
2% |
Appleストア
Apple提携加盟店 |
3% |
これによりアップルのコア戦略である『エコシステム(経済圏)』に顧客を取り込むことが可能になります。
つまり、、
①iPhoneユーザーならAppleカードがお得!というコミュニケーションで金融領域でも顧客を取り込む。
②更にAppleカードを習慣化させ、次の買い替えもまたiPhoneを買わせる。
これら経済圏の囲い込みを強固にすることで、顧客のARPUやLTVを最大化する訳です。
データは21世紀の石油
データの利活用が21世紀最大の課題であり機会であると巷で言われてる昨今、
金融、、中でもリテール領域に近い消費者の購買行動や履歴を握ることは従来の銀行業などだけでなく、様々な業界で必要とされています。
AppleCardはそれ単体で利潤を生み出すものでは無いとされていますが、クレカ事業をきっかけに個々の購買行動や資産状況を把握することで融資や他のAppleサービスを訴求する機会創出をすることは間違いありません。
故に、そのための先行投資であると考えれば『利益ゼロ戦略』も理解できるのではないでしょうか?
年末年始休暇はたくさん読書したので、
また面白いトピックスをまとめてご紹介したと思います!
それでは今年もどうかよろしくお願い致します♡
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