投資哲学

長期投資家に下落相場で必要なメンタル/思考法

長期投資におすすめの思考法

 

 

こんにちは!nisaちゃんです🌞

 

2020年9月2日を機に始まった連日の下落相場でコロナ回復期の株高を謳歌していた投資家の中には、溶けていく含み益や拡大する含み損にヒヤヒヤしてる人も多いのではないでしょうか?

 

かく言う私もVOOやQQQの含み益は漸減し、SPXLやTECLなどの3倍レバレッジETFは含み損に突入しました・・(絶望)

 

元々このブログを見てくださってる方ならお分かりかと思いますが、私は高配当個別株(原油、タバコ)などを過去多く保有していたのでもう含み損は慣れっこです‥💦笑

 

そこで今回は含み損慣れしてる私から、昨今の不安定な調整(下落)相場不安に駆られている方に向けて!

 

投資額が少ないにも関わらず、コロナショックで含み損が100万円以上に膨れたり、、

 

一時SPXLが▲60~70%下落しても意気揚々としていられた私の長期投資マインドをご紹介したいと思います!!

 

本記事のポイント

弱気相場や下落局面での思考法を学び、長期投資を楽しく続けるコツを紹介します!



①株の資産を簿価会計で考える

 

長期投資家(と言っても殆どが資産形成の初期と仮定)の皆さんに、まず私が一番オススメしたいマインドの一つが『簿価会計』です。

 

普段皆さんが証券口座を眺めるとき、『時価』つまりその時々のマーケット状況に換算された数字で資産額を捉えていると思います。

 

これは含み益が十分出ている強気相場ではウキウキしますが、反対に昨今のような下落局面では投資元本よりも低く映ってしまうこともあるので悲しくなりますよね💦

 

過去200年以上に渡る歴史から長期的な右肩上がりが期待できる米国株や全世界株式をここ10年以上に渡って保有している方にとっては、コロナショックのような暴落局面ですら含み損になりませんが、私含めまだ投資歴が浅い投資家は割と簡単に含み損へ転落してしまいます。



そこで含み損を抱えた際にオススメなのが都合よく『簿価』で資産額を捉えてみることです!

 

これは単に投資元本で資産額を捉えることになりますので、いま自分がいくら投資してるか?のみに着目するということ。

 

例えば私の場合、証券口座に入金した元本はここ1年半で720万円でしたが、いま時価で資産をみると680万円なので実質▲40万円となっています。

 

なので『この▲OO万円も元値に戻ったら・・』時価分と合算してOOO万円だ。と資産を捉えちゃうのです。

 

要は長期投資を決めた銘柄の含み損は見るな!ってことだよ🌟



含み損を簿価で捉えることの有用性

 

これは一時的な含み損が時間の経過と共に回復するという前提でのみ合理性があります。

 

『いずれ元値に戻り、また含み益も出るだろう‥』と考えられるので目の前の含み損を無視できるという訳ですね。

 

悩む人
含み損の時だけ簿価で考えるなんて都合よすぎない?笑

 

実際に以前、簿価で想定した資産を公開した時にこんなコメントをくれた方が居ましたが、私の資産の大部分は米国市場連動のインデックス商品です。

 

きちんと勉強していれば自明ですが(米国)株式の場合、保有から10~20年経てばまず元本割れしないことが既に検証されていますよ!

 

なので冒頭でも触れたように過去の回帰分析によって今後も右肩上がりと想定できるS&P500や全世界株式等の商品に投資している方には十分有効な思考法だと私は思っています!

 

※個別株投資をメインに長期投資されている方なら確かにコメントの通り、一概に含み損(相場環境ではなく業績悪化による)を軽視すべきではないですね!

 

悩む人
でも優良銘柄やインデックスでも右肩上がりの保証なくね?

 

もし、そう強く信じてるならそもそも株式への長期投資は貴方に向いてないと思います。。私たちは分かり合えないかと・・(´;ω;`)



②ケインズの『暴落という幸運』に学ぶ

 

さかのぼること1929年、米国株式市場を中心とした大暴落は後に世界恐慌として名を残します。(世界史B)

 

当時、これにより資産の大部分を失ってしまったかの有名な経済学者ケインズは同じく絶望している投資仲間に宛てて以下の手紙を残したと言われています。

 

①もう世界は崩壊するかも。でもそれはヘッジのしようが無いよ。

②もし株価が回復しないなら、今更何しても(損切りも)意味ないね。

③でも万が一、株価が回復するなら今売らない方がいいよね。

④だとすると、その上昇に乗れないことが一番最悪だよ!

➤後者の可能性に賭けて株式を持ち続けようよ!

 

このアドバイスが正しかったことはその後の歴史が証明しているし、だからこそ私たちは今まさに株式投資をしているんじゃないでしょうか?

 

しかも暴落中に格安で購入した株式は回復時にいち早く含み益になるし、『暴落が富豪を生む』とはよく言ったものですね🌟

 

※ちなみに、この後ケインズは無事に資産を大きく増やしたそうです。(友達は不明)



まとめ

 

上記に併せて、『マーケットは人類が滅亡しない限り、ゼロにはならない』というケインズの言葉には多くの示唆が含まれていると思います。

 

今回のお話をまとめると、、

 

①期待値がプラスになると想定される米国等の株式市場に長期投資する以上、足元の含み損をみる必要は無いし、

 

②どんな下落があってもそのまま世界が終わることは無く、いずれ自然に株価は上昇していきますから

 

淡々と積立し、暴落の時には多めに買うくらいの気概が大切だと私は思います。

 

ホントに株価が暴落し続けて、経済そして世界が崩壊するなら株式もお金も何の役にも立ちませんからね!笑

 

明るい未来を信じながら、明日も元気に積立投資していきましょー♡

 

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