おはインカム!nisaちゃんです。
今日は本当にたまたま見つけた超優良銘柄のモントリオール銀行【BMO】を紹介するよ٩(ˊᗜˋ*)و
実はIBMに代わる高配当銘柄ないかなーと思って探していたら、偶然見つけた掘り出し銘柄だったので、ここで共有しようと思いました♡
利回り4%以上の高配当銘柄はあれど、なかなか株価も右肩上がり!っていう銘柄は少ないですよね?IBMは株価が10年後も横ばいを維持してくれればいんですが、正直どことなく不安で代替案を模索していた次第です。。
でね、頑張ってチマチマ探していたら、、そんな高配当&右肩上がりな銘柄がまだこの世界にはあったんです!!それこそがBMO!ではさっそく調査結果をご覧ください(ㅅ•͈ᴗ•͈)
【基礎&株主還元情報】
・カナダ、トロントに拠点をもつカナダ最古の銀行
・カナダ5大銀行のひとつで業界4位
・カナダ銀が設立される1935年まで中銀として機能
・株価は綺麗な右肩上がり!
・連続増配歴2年(短い・・)
・でも累進配当銘柄!過去に減配実績無し!!
・直近配当利回り4.06%と高配当
・なのに配当性向45%と超余裕あり
★減配せず配当を続ける信頼と実績はこちら(div.comへ)
【PL分析】
※1カナダドル=82円、日本円換算で産出
・売上は右肩で推移して、純利益率も安定しています。
・営業利益が落ち込んでおり営業利益率は少し低調です。
・とはいえ、営業利益率は15%を越えており、まぁ合格!
【BS分析】
※BSは大きく変動していなかったので最新19年実績です。
・銀行特有の超薄い自己資本比率です。笑
・直近3年の自己資本比率は6%(IBMは30%)
・国際規制の関係で銀行の自己資本は基本8%前後に抑えられている。
・また銀行は預金を負債とする事業構造なので低自己資本は許容できる。
・なお負債純資産倍率も1,500%ですが負債は8割預金なのでこれも許容。
【CF計算書分析】
・銀行特有のジグザグ推移です。。分かりづらい笑
・お世辞にも綺麗とは言えませんが事業的に仕方ないです。
・FCFは常に+プラスで推移していて、そこは優秀!
・営業CFマージンは13%で優秀ラインの15%は下回る。。
・とはいえ最大手のJPMですら20%なのでまぁこれも許容。
・18,19年は運転資金が急激に増加し、営業CF>売上と異常値です。
【総評】
財務上はまぁまぁ良いのではないでしょうか!?株価が右肩上がりなのも納得です。
何と言っても減配実績が無いのは本当に評価できます。ITバブル崩壊や、あのリーマンショック時ですら減配せずに配当を払い続ける株主還元姿勢は金融銘柄にしては称賛に値するかと思います♡
ただひとつ残念なのは、BMOはNY証券取引所へのADR銘柄ですがカナダでの現地課税15%は配当益に対して発生してしまうので、確定申告して外国税額控除しないとちょっと損してしまうので注意です。
初めて銀行のBSと睨めっこしましたが、投資したことが無い業界の財務諸表をみると気づきが多いですね!金利が上がり始めたら銀行株は火を噴くのでしょうけど、低金利が続くこのご時世ではまだ一抹の不安が残りますねぇ・・( ›ω‹ )