米国株投資

源泉徴収をみて絶望したOL ~外国税額控除~

Designed by katemangostar / Freepik

 

いや~こんな年の瀬に恐れ入りました。。

 

実は今年最後の給与が先週25日に支給され、それと同時に源泉徴収票も交付されました。

 

ご存知の通り、米国株で配当再投資法に励む場合、基本的に特定口座で株式を保有していくことになりますが、それら金を生むガチョウから配当金を受け取る際、外国現地課税として米国に問答無用で約10%源泉徴収されることになります。

 

それに加えて日本国内での課税として更に約20%抜かれた上で、私たちの手元に配当金は届きます。つまり手取り換算で支給額面の約70%を受け取る訳です。

 

とはいえ、前者の10%は確定申告の"外国税額控除"を通して実質回収(控除され還付)できると言われています。もちろんその控除枠には個々人の年収に応じて割り当てがあるのでMAX回収できないこともあるよと・・。(伏線)

 

これら投資を始めた今年初頭に学んだ内容です。当時の私は年齢の割にそこまで年収も低くないし、まぁ配当金が少ないうちは余裕で取り返せるでしょ!と高を括って試算もせずに能天気に捉えていました(・◇・)ゞ

 

結果・・・・

 

 

 

 

 

 

全然取り返せないwwww

 

配当金ってほんと凄いですね!年収の伸びより全然早くて嬉しんだか、悲しいんだか・・w

 

もちろん今年一気に500万近く投資したので配当金が0⇒爆増したとはいえ、もう来年以降の追加投資や増配の勢いに通常の昇給スピードでは全く歯が立ちませんので、取り返せない税金は増える一方です。。

 

改めてトマ・ピケティの『21世紀の資本』で提唱されている公理:r>gは私の身をもって体現された訳です。この事例として哀れなGカップOLをぜひ掲載して欲しいくらいです( ›ω‹ )

 

私は年収500万強ですが、取り返せるのはたった5,000円ぽっちですよ?カナシイカナ...

 

今年配当金として13万円も貰って、単純に10%として米国に約1.3万円も納めたのに取り返せるのは5,000円ポッキリ、つまり8,000円もドブに捨てることになります。

 

ちなみに年収700万を超えればある程度満足に回収できるようになりそうですが、当然その分所得税を納めている証拠でもあります。(果たしてどっちが幸せなのかは個々人の状況に寄りますが・・・)



ちなみに、算出式は以下の通りで各年収別事例はこちらを参照ください。

 

【年収500万のnisaちゃんのケース(単位:万円)】
所得税額(14)×〔外国配当(13)÷ {所得金額(366)+外国配当}〕=回収可能額

正直とっても悔しいですが、こればっかりは仕方ありません。

 

外国税額控除で損しないために

①年収を700万以上にする
⇒無能なので劇的な昇給は不可能かつ、結局労働時間も税金も上がるから嫌。

②英国ADR銘柄の割合を増やす
現地課税がそもそも無いので課税逃れ可能!すぐ実行できる◎

 

ということで、来年は②を最優先し、NISA口座と組み合わせて少なくとも年120万円分は3つのADR銘柄(RDS、BTI、PM)で固めていこうと思います!!

 

もし同じく低年収に悩んでいる米国株投資家の方が居ましたら、取り返せない税金でクヨクヨするよりも現地課税を回避できる銘柄の割合を増やして税金対策をしましょうね!

 

それにしても労働して年収上げるより投資した方がお金は入ってくるのだとつくづく実感させられましたとさ、(;´д`)トホホ・・



にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
最後にポチっとされると濡れます...♡

-米国株投資

Copyright© GカップOLが米国株投資で配当生活 , 2024 All Rights Reserved.