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学資保険を解約して株式投資(S&P500)で運用すべきか

学資保険を解約して株式運用すべきか

 

先日Twitterを見ていたら、とんでもないツイートをしている人がいました!

 

一応特定を避けるためにサマリだけ抽出するとね、、

 

???『学資保険での学費運用は微妙!』

『すぐ解約してS&P500連動の株式で運用すべき』

『新パパ・ママも学資保険ではなく株式運用がオススメ!』

 

nisaちゃん
いやーさすがにバズや炎上狙いなのかな・・?

 

多分わたしのブログを読んでくださってる方々なら、すぐに違和感を感じるはずだけど‥。

 

(なお、リプ欄は賛同の声が多数で戦慄しましたw)

 

 

これまずファイナンシャル・リテラシーの多寡に関係なく、シンプルに比較になってないですよね。笑

 

性質や属性が異なるものは単純比較できません。正確には『アップルtoアップルの比較じゃない』なんて言うよね🍎

 

わたしの会社では新卒研修で比較のレイヤーを揃えろ!!って鬼の様に叩き込まれました。(懐かしい・・)

 

恐らく発信者の方は利率だけで比較してるんでしょうけど、保険商品と株式投資はそう簡単に比較できません。

 

今回はそんな学資保険と株式運用の違いについて私なりに簡単比較してみましたので、ご紹介しますね。

 

本記事のポイント

①学資保険とは?その強み/メリットを解説

②学費は株式投資で運用すべきなのか?

 

学資保険って何?必要なの?

 

その名前の通り、学資(お子さんの学費)を運用するための保険商品ですね。

 

わたしはまだ子供がいませんが、文部科学省の「子供の学費調査(平成28年度)」によれば、幼稚園~大学まで全て公立校に行かせた場合で約542万円

 

すべて私立になると1,772万円も掛かるそうです。さすがに全部私立なんて富裕層だけだと思うので、一般的な家庭の場合は前者が近いのではないでしょうか?

 

ちなみに、わたしは大学だけ私立校(早稲田)に通っていましたが、見返したら入学金で70万円+年間授業料120万円で合計550万円も掛かっていたようです。

 

お父さん、お母さんありがとうね。(´;ω;`)

 

こうした将来発生する学費に備えて、およそ18歳をターゲットにまとまったお金を残せるよう運用するための商品が学資保険です。

 

学資保険の強み・メリット

 

そんな学資保険の強みは大きく3点あります。

 

①返戻率が+3%~5%あり、基本的に元本保証

②万が一の時に、保険料免除特約が受けられる

③保険料控除で節税に活用できる



学資保険はだいたい10年間の積立を前提としている場合が多いので、10年で+5%となると単純計算で年利0.5%です。

 

うんうん、控えめに言ってもショボいですね・・💦

 

(とはいえ、同じく元本保証の大手銀行の預金利率0.001%の+500倍なので少なくとも預金運用に比べれば全然マシではありますが。)

 

一方、S&P500(米国株式の代表指数)に連動した株式商品の過去200年の平均年利は+6.8%です。

 

【学資保険の場合】

100万円運用して、10年後に105.1万円

 

【S&P500連動商品の場合】

100万円運用して10年後に193万円

 

便宜上いずれも一括複利で計算していますが、実際は毎月積立していくので最終額は多少前後します。

 

ここで言いたいのは、投資商品というカットで利率だけ比較したら、

 

株式運用の方が圧倒的に多くの学費を確保できると"期待"はできますね。



学資保険利率はインフレ対策できない?

 

余談ですが、賢い人には学資保険の利率はインフレ率を考慮したら元本割れしちゃうのでは?という意見もあると思います。

 

しかしながら、

 

①ここ数年、中央銀行が国債だけでなく株式市場にも資金供給してるのにインフレせず

 

②鳥貴族がたった10円値上げしただけで売上が落ちるくらいディスインフレの

 

現代日本において、そこまでインフレヘッジに神経質になる必要は無いと個人的には思います。

 

(日本の将来には不安になりますけど...笑)

 

学資保険の強み=保険料免除特約

 

私が学資保険最大の強みだと思うのは、保険料免除特約の存在です。

 

これは、積立中のご両親に万が一のことがあった場合(死去など)、それ以降の保険料支払いが不要になり、満期で積み立たてたであろう元金総額+利息をお子さんが受け取ることができる特約です。

 

預金だけで運用していて万が一死んでしまえば、そこまでの貯金しか残りませんし、

 

株式で運用している場合もそこまでの累積投資元本+利息だけしか残りませんから来たる将来学費が足りない!!』なんてこともあり得ます。



株式運用が確実な学費を約束するか?

 

過去の経験則からS&P500のような米国株式の場合、保有から最短10年~最長20年でリスク幅がプラス圏に収まることが分かっています。

 

勘違いしてる人もいますが、これはマイナスにならない=元本割れしないだけであって、ほぼプラマイ0のリターンでした。なんてこともあり得ます。

 

なので、子供が18歳になった時に元本割れしないためには生まれた瞬間、即S&P500に全額まとめて投資したとしてやっと元本割れをヘッジできるだけです。

 

でも現実的には毎月&毎年積立することになるので後半にかけて運用額が大きくなり、株式へのエクスポージャーが増加⇒結果リスクも大きくなります。

 

お子さんが17歳辺りのタイミングで市場が下落&低迷期に入ったらどうするんだろう・・笑

 

ここ10年の相場が好調なので、18年後も絶対右肩上がり=資金もプラスになる!と元の発信者は思ってるんでしょうけど、さすがにリスクが大きいと思いますよ。



学費や結婚資金など必要なお金は堅実に運用

 

至極当然のことですが、投資は余剰資金=近く目的や必要性のないお金で行うのが鉄則です。

 

私自身S&P500は将来的にも緩やかに上昇していくと想定して毎月投資していますし、なんなら3倍レバレッジすら掛けています!笑

 

でも当然ながら、それらのお金は18年後に必ず必要になるお金じゃないですよ・・💦

 

近い将来で必要性も目的も無いお金だからこそ、長期的なリスクプレミアムの積み上げを期待して、わたしは株式運用しています。

 

nisaちゃん
近い将来必要になる学費は余剰資金じゃないよね!



まとめ

 

保険商品の最大の魅力は不確実性に対する最大限のヘッジです。

 

そうした特徴や個々人の置かれている前提を度外視し、一部だけ切り取って(利率など)他の金融商品のが優れてる!なんて断言する人は信用できません。

 

他人の意見を鵜呑みにするだけでなく、個々の状況に応じてベストでなくてもベターな選択をしていきたいですね🌟

 

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