投資ライフ

【閲覧注意】映画『ジョーカー』は底辺を焚きつけるのか?

 

一躍2019年を代表する映画になった『JOKER』を見てきました٩(ˊᗜˋ*)و

 

この映画による興行収入でワーナーブラザーズがウハウハとのことで、AT&T(T)に投資している人は、私含めとってもハッピーですねー。

 

視聴層別での『ジョーカー』を観た感想

 

この映画は概ね好評な一方で、一部の批評家達からは現代社会にとって反社会的な思想や活動を助長するとの指摘がなされています。

 

原作のファンならお馴染みジョーカーは無法者で、"一瞥"すると秩序ある社会を混乱させることに喜びを感じるダークヒーローです。過去作である『ダークナイト』でジョーカーを演じたヒース・レジャーの名演技は一躍ミーハーからコアなファンまでを熱狂させました。

 

恐らく視聴層ごとのリアクションは以下のような感じだと思います。

 

普通の人『うお!ジョーカーかっけえええ!!!』

映画通『恐らくラストシーンだけが現実で~』

底辺『せや!今のわいはジョーカーと同じや!』

 

さて、ではこのブログを読んで下さっているような投資や資産に励む皆さんならどう感じるでしょうか。

 

みんな資本主義で幸せになってるの?

 

私の場合、この映画を通して資本主義のダウンサイドを観たような気分になりました。

 

いい大学を出て、一流企業で働き、そこそこの生活をしている人間は資本主義の"養分"であったとしても、ある程度は豊かな暮らしを送ることができます。(語弊無く言えば、私はこの部類です)

 

一方で、このブログを読んでいるような層の方々は、自覚/無自覚を問わず、きちんと資産を運用し資本主義の恩恵にあやかることができている、いわば私を養分とするような資本家になりつつある方々だと思います。(資本主義ピラミッドの上層部)

 

他方こうした21世紀の現代社会で普通に暮らせている人たちにとって、資本主義思想に基づいて建てられた『制度や仕組み』からあぶれてしまった層には、そこまで大きな関心は無いと思います。


 

底辺の不満は世の中を変える??

 

批評の中には、映画『ジョーカー』は、こうした資本主義からあぶれた一部の労働者階級やマイノリティーからの不平/不満を具現化したものであり、社会主義やアナーキーを助長する可能性があると。。

 

実際のところ、この映画が影響しているかは別にしても米国では2020年の大統領選に向け民主党候補者の中で『ウォーレン・エリザベス』候補の支持率が急上昇しているのだ。

 

彼女の政策はまさに資本主義の解体で、社会主義的な思想を強く感じるものが多い。(GAFAなど巨大企業への規制強化や富裕層への課税強化による所得の再分配など)

 

"ウォーレン・リスク"が高まっていることや、私達が暮らす日本でも不可解な行動をとる軽犯罪(煽り運転やフロントガラス通り魔)を耳にすることが増えてきました。それだけ"お金"や"暮らし"に余裕の無い人達が増え、彼らの不平/不満が少しずつ顕在化しているような気がします。

 

今年最大級の映画『ジョーカー』ヒットの訳は、こうした背景があるのかもしれないですね。



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