こんにちは、nisaちゃんです🌞
私はかねてよりインデック商品、指数ETFへの積立投資を基調に米国株投資をしています。
主にSPXやNASDAQ指数への投資をしていてVGT等のハイテク指数全体への投資も行っています。
そこで最近気になり始めたのが半導体市場への投資です。つまりSOX指数に連動したSOXXやSMHなどの半導体関連銘柄への投資ですね。
今回は投資したくなった背景や実際に調べてみて気になった注意点をシェアできればと思います!
半導体市場が活況な理由と今後について
半導体というのはあらゆる電子機器に使われている電子チップのような部品で、いわば電子機器の心臓部のようなものです。
以前、半導体業界やその中で注目している銘柄についてはYouTubeの方でも紹介しているので是非お時間あればチェックしてみてください♡
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【TSM】半導体の台湾セミコンダクター(TSMC)をご紹介
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そんな半導体ですが現在の市場規模は約50兆円とされ、シンギュラリティ―(AIが人間の知能を超える)が起こるとされている2045年にかけて100兆円つまり市場規模が2倍になるとの試算もあれているほど有望な市場です。
背景としては今後おこるであろう技術革新(AI、自動運転、ロボティクス、画像解析)など、従来の電子機器だけでなく様々な分野において半導体技術が応用されること。
また、世界の人口が頭打ちになる一方でこれまで途上国を中心に貧困層とされてきた人々が中間層に移行、今の先進国ほどの水準では無いものの個人レベルで電子機器が普及していくことで『半導体に触れる人』『半導体が無くては困る人』が新規創出されることが挙げられます。
今後も技術革新に伴うハイテク産業の成長、そしてそれを支える半導体産業が伸びることを織り込み、関連銘柄の株価はここ数年非常に高い成長を見せてきました。
実際NASDAQ連動のQQQやハイテク指数に連動するVGTよりもSOXやSMH等、半導体ETFのパフォ―マンスは大きく上回っていますよね・・!
半導体投資のサイクル・アノマリーについて
株価だけみていると私も積立投資に半導体ETFを組み込もうかな?なんて思う訳ですが、その前に注意点があります。
それは半導体銘柄がシクリカル(景気敏感株)であること、そして半導体には『シリコン・サイクル』という収益の波が存在していることです。
このシリコン・サイクルというのは半導体のシーズナリティ―のようなもので4年周期で4つのステージが存在していると言われています。
①需要拡大期(増収増益)
②設備投資拡大期(増収減益)
③供給過剰期(減収減益)
④減産調整期(横ばい)
①半導体需要が拡大し、各社ともにガンガン売れて大きく儲かるフェーズがまず来まして、そこから②増産するために設備投資を拡大し投資支出が拡大。
③次第に供給過多になり値下げ合戦の開始、半導体収益の低迷が始まり、最後に④価格と需給が安定するフェーズへと収束していきます。
こうしたシリコン・サイクルを繰り返しながら半導体市場は成長してきました。(今後もこのサイクルを繰り返し成長する見立て)
さて!では皆さん今半導体市場はどのフェーズにいるでしょうか??
おそらくここ数年は①が長引く黄金期に差し当たっていると思います。どう見ても確実に黄金期だと思うんですよね笑
(実際にコロナでDXが加速して需要過多の品薄状態になっていますね・・!)
半導体銘柄を仕込むなら調整局面か
こう考えてみると"今"から積立やスポット購入するのは投資妙味に欠けるんじゃないかと、、つまり絶好調な今じゃないよね!と思うのです。。
もちろん超長期的に運用するなら波なんて気にしなくていいと思いますが、SPXやNASDAQのような指数に積立するのとは少し毛並みが異なるのである程度タイミングはみたいですよね・・!💦
シリコンサイクルにおける③~④の減産、価格安定局面や足元で言えば2021年末に予定されているテーパリング(金融引き締め)局面で株価が大きく下落した所を拾うのが良さそうだなと思います。
21年末にテーパリングがあるとすると22年~23年の利上げ期にかけて横ばい期がきそうなので、ここらへんで仕込んで次の①拡大期を待つのが良さそうかな・・。
一旦いますぐの新規投資/積立開始は見送り、落ち着いたタイミングでINしようかと思います!素晴らしい投資先の一つであることは間違いないですからね♡
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