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【IBB】バイオテック株投資の注意点と均等加重平均の優位性

バイオテクノロジーETF

 

 

こんにちは、nisaちゃんです🌞

 

アーク社の【ARKG】の凄まじいリターンからか、昨今バイオテック企業への投資が大変人気化していますよね。

 

従来の『製薬・ヘルスケア』というイメージとは少し異なり、遺伝子編集やゲノム解析などよりニッチな領域で事業を行うのがバイオテック企業の特徴です。

 

身近な例で言えば、去年2020年のノーベル化学賞は『キャスパー・キャス9』という遺伝子編集技術を発明した2人の研究者に贈られました。

 

この『キャスパー・キャス9』という技術は遺伝子配列にメスを入れるためのハサミのようなもので、遺伝子疾患や癌治療に応用されることが期待されています。

 

難病と言われる一部の病気ではこうした遺伝子配列のエラーや捻じれが原因で引き起こされていることから、遺伝子編集によってこうした不具合を一度の治療で修復/修繕することで治癒できることが高く評価されており、

 

事実、この技術を応用したクリスパー・セラピューティクス【CRSP】、エディタス・メディクス【EDIT】、インテリア・セラピューティクス【NTLA】などは直近数カ月で2倍以上に株価が高騰しています。

 

昨今人気のアクティブファンドであるARK社のアーク・ゲノム革命ETF【ARKG】の筆頭投資先として【CRSP】【EDIT】は挙げられています。

 

ARKG、CRSP、EDIT

※オレンジがARKG

 

遺伝子編集のスタートアップは革新的な技術でたった1度の治療で難病を完治させる可能性を秘めいることから株価に期待が大きく含まれている一方で、数年間の臨床試験の間は赤字になることや開発に成功しても連邦政府の認可が下りないなどダウンサイドリスクもあります。

 

そこで今回はバイオテック企業に投資する際に注意したい点やおすすめのETF活用法をまとめてご紹介致します!



バイオテック株のETFについて

主要なバイオテクノロジーETF比較

 

まず前提としてバイオテック企業の場合、一社に集中投資することは非常にリスクが高いためETFを活用することをおすすめします🌟

 

但し、バイオテック企業のETFというのは通常のセクターETFやテーマETFと異なり、個々にかなり癖がある仕上がりになっています。

 

というのもバイオテックETF全体の約66%が組み入れ銘柄数25~70と非常に少なく、分散が効きづらかったり投資先が偏る可能性が高いです。

 

ゲノム解析に特化した企業群、創業間もない企業群、がん免疫治療に特化した群など、そもそもニッチな領域なのに更にニッチにしたETFが数多く存在していることがバイオテックETFの難点として挙げられるのです。

 

金融データ会社FactSetのETF調査を担当しているエリザベス・カシュナー氏もバイオテックETFの難点として『いわゆるありきたりなファンドがないことがバイオテックETFの難点である』と語っています。



バイオテック株のリスクを抑えたETF

 

バイオテックセクターは開発競争や臨床失敗のリスクなどが大きく伴うためETFを活用すべきなのは先程お伝えした通りで、プロのファンドマネージャーが就いている人気の【ARKG】ですら2015年はS&P500やバイオテック指数にビハインドしています。

 

そこで限りなく広く分散されていて、運用額の大きいバイオテックETFとしてiシェアーズのNASDAQバイオテクノロジーETF【IBB】が挙げられます。

 

300銘柄以上に分散されNASDAQ上場企業という制限もあるのでベンチャーなどは排除され時価総額加重平均によって運用されている大型ファンドです。

 

バイオテックETF比較(IBB、XBL)

 

オレンジの【IBB】は青字のS&P500を去年一年のリターンで大きくアウトパフォームしているのが分かります。



バイオテックETFでは敢えて均等加重平均を持つ

 

最後に、先程のグラフで【IBB】をも大きくアウトパフォームしていたのがステートストリートのSPDR S&PバイオテクノロジーETF【XBI】です。

 

【XBI】の最大の特徴は、173銘柄と比較的分散されながらも組み入れ最低基準が無く、小型ベンチャーのバイオテック企業も包含されていることにあります。

 

時価総額加重平均と違って均等加重平均は企業の大小問わず、その名の通り均等なウェイトで組み入れするため小型株が飛躍しやすいバイオテック界隈では相性が良いのです。

 

実際に去年モデルナ【MRNA】が飛躍したことで両ETF共にその恩恵をあやかった一方で、【IBB】の2020年の上昇は+25%でしたが小型株も取り入れた【XBI】+48%と大きく差をつけました。

 

内訳としては好調だった小型株としてギリアドに買収されたイミュノ・メディクスや幹細胞薬のツイスト・バイオサイエンス、遺伝子情報のインビテ【NVTA】などのパフォーマンスを取り込めたことが要因です。



まとめ

 

理論上の効率性からも時価総額加重平均型のETFが主流ですが、小型株が飛躍しやすい領域や業界では均等加重平均の方がリターンが改善されることもあります。

 

特にバイオテック企業などのハイリスク・ハイボラティリティーな領域で使い勝手の良いETFですが、性質や組み入れ銘柄に応じて柔軟な投資をしていきたいですね!

 

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