最近ハイテク企業を中心としたナスダック市場の活況が注目されていますね。
と言いつつ、もはやハイテク株の躍進は2013年頃を起点に始まっているのだから昨日今日の話ではないですが💦
とはいえ、コロナ禍でもその影響がS&P500インデックスよりも軽微であり、人の移動や接触を要しないハイテク企業の株は緩和マネーの行き先になったのは事実でしょう。
それゆえ、今週もQQQは一時+2%、TECLは+7%も上昇する局面がありましたね!
ポートフォリオの50%をハイテク企業有するQQQ、VGT、TECLに積立している私にとってはこの上なく喜ばしいのですが・・・
楽しい時間が続くと、その終わりを意識するのは学生生活だけじゃなくて株も同じ、、
最近巷(ネットニュース等々)では、
『テックバブルの再来だ!』
『ナスダック市場は過熱感・・・』
『ハイテク株は暴落します』
なんて声が散見されるようになってきましたね。笑
2000年のドットコムバブル再来か?
自身が2000年のドットコムバブル崩壊前に所有していたネットラジオ局を米Yahoo!に売却し、一代で財を築いた米著名資産家のマーク・キューバンは今のナスダック市場を90年代のそれに酷似していると指摘しました。
同氏がCNBCのインタビューで披露したエピソードに、
『18歳になる姪っ子が、どの株に投資したら良いかな?友達は30%も利益を稼いぎ出したんだよ!』というものがありました。
普段は株にそこまで興味の無い層が市場への参入を急ぐようになる事象は、過去の経験則から過熱感や下落前を想起させる炭鉱のカナリアの一種として捉えられてきました💦
FRBなどの中央銀行頼みの緩和マネーとコロナ禍の期待先行で押しあがるハイテク市況に警戒感を呈した訳ですね。
小さな投資家はテスラ株に過熱
特にコロナ禍で在宅時間が多くなったようで、日本も米国も個人投資家の売買が増えているようです。
今まさにバブってると評判のテスラ【TSLA】は、個人投資家の保有数が去年末12万人だったところYOYで48万人と4倍にまで膨らんでいます!
振り返ると、2000年のドットコムバブルでは今でこそ爆益をたたき出しているアマゾン【AMZN】でさえ期待先行で上昇したものの、バブル崩壊で▲90%を記録しています。。
あまり過熱しすぎるとそのダウンサイドリスクも大きのですが、その幅やタイミングは誰にも予知できないでしょう。
2020年のナスダック市場はバブルなのか?
そんな怖い囁きが聞こえてくると人間弱腰になってしまいますよね💦笑
でも私個人的には、未だ全然バブルじゃないと思います!!(みなさんはどう思ってるのかな?)
というのも理由は2点で、
①2000年のドットコムバブルとは状況が違う。
ウォール街のランダムウォーカーという名著の中に当時の熱狂ぶりを記した記載があるのですが、
『90年代はとにかくIT・ハイテクを連想するものは何でも上がった。わざわざ社名に.COMなどイメージしやすいものを付け加える企業すらあった』
こんなことをするだけで、事業内容や業績を顧みず上昇していたのがITバブルであり今のナスダック市場はそんな事態に陥ったりしていないからです。
また、新興ITやテックバブルが来てるなら、傘下でITユニコーンに投資しまくってるビジョンファンド有するSBGの株価が吹き上げててもいいはずなのに株価は過熱してないよね。。(自社株買い等の効果は出ているが、期待先行で増進してる感は無い)
②熱狂は限定的で未だ大衆化してないと感じるから
国内なら日経新聞、海外ならブルームバーグやCNBC等では確かに『過熱や!』なんて言われてますが、
まず普段生活知しててナスダック市場の活況が語られてることなんて無くないですか??笑
周りで話してる人も居ないし、テレビなどのマスメディアもGotoなんちゃら特集ばっかり!
ほんとにバブルが起きてるなら、みんなこぞってそれにあやかろうとするでしょうし。
(まして、当時に比べたら今は誰でも米国株なんて買える時代だしね。)
という訳で、わたしはバブルじゃないと思うし、バブルか誰にも分からないのでQQQ・VGT・TECLを買い続けます!!
もちろんわたしが5~60歳とかだったら、さすがに利確してVOOとかに振り分けると思うけど・・。
幸いなことに時間だけは腐るほどあるからね!!笑
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