今日、ヤフーがZOZO前澤氏の所有する株式を買い取ったそうだ。
噂だが、前澤氏はプライベートで豪遊し過ぎて支出が嵩み、危うく貧乏父さんに転落しそうであったらしい。
そんな時、まさかのヤフーが1株500円のプレミアを乗せて保有しているZOZO株を買い取ってくれるとのことで、さっさと保有するZOZO株35%を売り払ったとのこと。
nisaちゃんの推定では、取引額は約4,000億円(前澤氏には2,800億程)に昇るだろう。
まったく資産家というのは、ピンチすらチャンスにしてしまうのだから、羨ましい限りである一方。そんな高い買い物をしたヤフー側の社員がその恩恵をあやかることは一体何年先にあるのだろうか。
仮に業績が上向いても彼らの給与には微風が吹くだけだろう。やはり労働者階級というのはクソだよ。
格好いい~!S先輩~!
私の所属する本部では、ここのところ各マネージャー間の連携が全くとれておらず、その結果として現場のメンバーは辟易し、転職した人や部門異動した人間から幸せになっていくような構図が生まれつつある。
そんなベトナム戦争みたいな部署で日夜労働しているわたしを見兼ねたのか、うちの部でお抱えのファイナンス部門に所属するS先輩(新卒8年目)から有難いお言葉を頂いた。
S先輩「nisaちゃん・・・のし上がるなら今だよ。俺が4年目の頃にはチーフの等級にいたぜ」
「もっと働いて、周りの先輩ぶち抜こうぜぇ!!」
※チーフとは、お給料がそこそこ上がるが、それ以上に労働量が上がるポジションである。
下期の人事発令が出ましたよ
「S先輩ww チーフだからって何だよww」
「てか、"のし上がる"ってw ギャングスタ気取りは勘弁してよww」
ま、とてもその場では言えないが、正直な感想である。
アホらしい。
そもそも全然憧れないし、労働者階級での序列に何の意味があるのか分からない。なんて「半分強がり半分マジ」で思いながら、いつものように自席でぐーたらインスタを眺めていた、その時だった・・・。
M子「元チームからの昇進祝い!JMありがと~」
ん??
M子、、そう新卒の同期で営業部門に配属された子だ。茶髪の似合う彼女は、学生時代に某R社でインターンしていた熱血系のバリキャリ候補である。
あ、そうだ、、下期の人事発令があったよな?営業部門の、M子、、M子っと。
M子:XX部門のチーフを命ずる
まるで月島のもんじゃストリートを歩いていたら、前から走ってきた子供に鋭利な刃物で腹を刺されたような感覚だった。
ええええええまだ3年目なのに!?営業ってそんな昇進早いの??衝撃的だが、事実である。正直、企画職として配属されたわたしの方が優秀だと自負していたので、悔しさよりも怒りが先行していた。
確かにうちの会社の営業部門は昇進しやすい。なぜなら新卒ばかりである上に、入退社が激しいので、玉突き人事が横行しているからである。
対する私の部門は中途採用の歴戦の戦士が集っており、PJも個人ではなく数人で回していくため、職種柄どうしても個々人の評価は小さくなってしまうのだ。非常に新卒には厳しい環境である。(その分、転職はしやすいが)
会社は不合理の連続だ
会社という組織は不合理の連続である。
年功序列ではないと言っておきながら、無能な40手前の無形負債のようなおじさん社員がなぜか高給取りで野放しだったり。Pay for performanceと言っておきながら、明らかに他の部署より収益に影響力があり、能力が求められる企画やマーケティング職が特段優遇されている訳でもない。
労働者階級として飼い慣らされているうちは、少なくともこの不合理に耐えるしかないのだ。
頭では分かっているが、ひとまず今は喪に服したいと思う。
つづく