こんにちは、nisaちゃんです。
今回は最新のバフェット氏のトレード内容を振り返っていきたいと思います🌞
2月16日、SEC(米証券取引員会)に提出されたウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの運用レポートによれば、5銘柄が売却され新規購入は2銘柄+再購入1銘柄の差し引きマイナス2銘柄となっていました。
取引 | 銘柄 |
新規購入 | シェブロン(CVX) |
新規購入 | マーシュ・アンド・マクレナン(MMC) |
再購入 | ベライゾン(VZ) |
売却 | バリック・ゴールド(GOLD) |
売却 | ファイザー(PFE) |
売却 | M&Tバンク(MTB) |
売却 | JPモルガン・チュース(JPM) |
売却 | PNCファイナンシャル・サービス(PNC) |
バフェット氏と言えばバリュー株への長期投資で複利を最大化する手法で大きな財を築いた印象が強い一方で、バークシャーの取引では保有銘柄を頻繁に組み替える短期売買色も強いです。
日本では『見切り千両、損切り万両』という相場の格言がありますが、実は意外なことにバフェットは『買いよりも売り上手』であると言われています。
バフェットの勝率と売られた銘柄の末路
日経新聞の調査によれば、バフェット氏が新規投資したことを公表した日から2020年末までの期間で、対象銘柄を持ち続けた場合、売却した場合、トータルの騰落率をS&P500指数と比較したものが以下です。
(出典:日経新聞)
バフェット銘柄ともてはやされているからと言って保有し続けるとS&P500に劣後している一方で、バフェット氏が見限った銘柄は確かにS&P500に劣後していることから買いの判断よりも売りの判断が上手いことが分かりますよね?
また、驚くべきことにバフェットの売却済みも含めた総保有銘柄の132銘柄の最終騰落率はS&P500をアウトパフォームしたものの、実際に勝っていたのは71銘柄で負けていたのは61銘柄と勝率は53.8%に留まっている。
この数字の捉え方は個々によって変わると思いますが、投資の神様ですら勝利は五分五分であることを鑑みると個人投資家が50%を超えていくのは非常に難しいのではないでしょうか💦
さて皆さんの勝率はいかがでしょうか?100銘柄にも投資したことがある人は少ないかもしれませんが、そのくらい売買して個々がS&P500に50%の確率で勝っていれば投資の神様レベルですね。
もちろん全ての銘柄で勝たずとも、個別株投資で最終的に年間トータルがS&P500以上のリターンを継続して出せていれば十分素晴らしいですが・・笑
バフェットの売却銘柄には気をつけよう
ところで、バフェット氏に買われた銘柄がS&P500を勝る確率よりも売られた銘柄がS&P500に劣後する確率の方が高いとすれば、
注意すべきは売られた製薬ワクチン銘柄のファイザー(PFE)、金鉱株のバリック・ゴールド(GOLD)、そして金融株のJPモルガン・チュース(JPM)です。
個人的に金融株のJPモルガンが売られた(S&P500を下回る可能性が高い)というのは意外です・・!
というのも足元の長期金利上昇やワクチン普及を見て分かるように実態経済は少しずつ回復してきており、経済回復期の初期に入ってきていると思います。
金利上昇と経済回復で恩恵を受けるのは一般消費財、資本財セクターなどに多いシクリカル銘柄や銀行業務を手掛ける金融株ですから、なぜここで売ったのか私には理解できないですが、、
投資銀行業が多いから・・?景気回復はまだ先と見込んでいる・・?気になるところですがバフェットにしか分かりませんね・・💦笑
私としては真逆の意見で、実はいまYouTube用に撮影してる動画でGSなど金融株を推してまして、実際にこの地合いで順調に株価上がってるんですよね♡
一方でワクチン株として期待感が無くなったファイザーや金価格に依存する金鉱株はバフェットに同じく私も売りだと思いますね。
2月23日のFRBパウエル会見で金融緩和は引き続き継続されることからも、この地合いなら金よりもビットコインなどの同じ希少性を武器にした代替資産に資金を入れた方が価格上昇の恩恵を受けることができる公算が大きいですからね。
私もビットコインの金鉱株と言われるMARAに投資していますよ!
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